カナガンは吐く？カナガンを与えた愛犬が吐かないかについて

愛犬のドッグフードを変えるとき、体に合うかどうかが一番心配な点ですよね。犬は言葉で訴えることができませんから、愛犬の体調やしぐさの変化は常に気になるところです。「吐く」という行為も飼い主には不安になる行動の一つではないでしょうか。

穀物を一切使用していないカナガン。他のドッグフードとは明らかに違う特色があるからこそ、カナガンを与えたら吐くのでは？と購入に踏み切れない飼い主さんもいるかもしれませんね。カナガンで吐くことはあるんでしょうか？

まず最初にお伝えしたいのが、犬はもともとよく吐くということです。たいていの場合、犬の嘔吐は生理現象によるものなので、そこまで心配する必要はありません。

人間でもたくさん食べすぎたり、喉につっかえてしまったときに嘔吐することってありますよね。犬も同じ理由で吐くんです。他にも散歩中に草を食べてしまって、胃が刺激されて吐くということもあります。吐いた後、普段通りの元気な様子に戻っていれば心配はないんです。

なので、カナガンを食べて吐くとしたら、単純に量が多いという点が考えられます。カナガンは与える量の目安が袋に記載されています。小粒で栄養がぎゅっと詰まっているので、一般的なドッグフードよりも与える量は少なくていいようです。犬には満腹という感覚がないため、あげればあげただけ胃に詰め込もうとしてしまうんですね。カナガンで吐く場合、まずは与える量を見直してみるといいかもしれません。

また、季節の変わり目に吐くケースも多いようです。気温差が愛犬のストレスになって、胃腸の調子が悪くなってしまうんですね。私も夏バテをすると食べ物が受け付けなくて吐いてしまう体質なんですが、犬の中にもそういう子はいるみたいです。カナガンを初めて試してみるときは、気候が安定している過ごしやすい季節を選ぶのも良いと思います。

もし今のフードからカナガンへ初めて変える予定でしたら、最初のうちは慣らしの期間を設けてあげてください。慣らし期間ってすごく重要なのに、あまり重視していない飼い主さんが多いんです。犬にとって食べ物を突然変えるという行為は、実は胃腸に負担がかかることなんですね。慣れていないとどんなに良いフードでも、下痢や嘔吐の反応が出ることが多いんです。カナガンを試してみて吐くとしたら、慣らし不足が原因かもしれません。

フードを切り替える際は、最初は今までのフードにカナガンを少量混ぜたものを与えるようにしましょう。犬の体質や性格にもよりますが、だいたい一週間くらいは様子をみてください。少しずつカナガンの量を増やしていって、体に慣れさせてあげてくださいね。

しかしいくら犬が吐きやすい動物でも、嘔吐が病気の症状の一つであることもあります。
◆元気はあるか？
◆何度も吐いていないか？
◆吐いた内容物の中に、血が混じっていないか？
◆下痢、発熱、呼吸に異常はないか？
など、普段の様子と違っていたら、病院へ連れていきましょう。

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